本部長通信60 2008年1月13日
指導者が持たなければならない誇り
今の道場の基礎を打ち立ててから、7年の歳月が流れようとしています。一緒につ いてきた道場生の責任ある指導者を悲惨に追いやるために道場を開設しているわけで
はありません。師範が裕福な生活を送ろうとして歩んでいるのでもありません。 私を始め、指導者と道場生が、世間に歓迎される人間性を築くために、この道場は
歩んでいるのです。私は五十数年の歳月を、ただひたすら歩んできました。極真空手 が間違いないことを確信しての歩みです。開拓された大山倍達総裁を知り、信じ実践
してきました。 今は、私は一人ではありません。宮城に同士がいて、日本中に仲間がいるのです。 去年ポーランドのサマーキャンプを指導して世界に同士がいることを知りました。世
界の指導者たちは、日本の武道精神で歩んだ私たちの道についてきているのです。そ のような道場とともに歩めることは誇りなのです。 指導者は注目の主人公なのです。たとえ僅かばかりの努力でも、この道場は世界に
向かう道が連結されているのです。私たちの五感として感じることができる感性全部 が、主人公として感じる感性なのです。指導者として仕事をするのは、どこかの会社
で仕事をするのとは意味が違います。 極真空手の版図を世界に広げて、自分たちがその伝統の路線を継承していることが 最大の誇りなのです。この極真空手の歩みの伝統は消すことができないという信念で
もって前進いたしましょう。