本部長通信57 2008年1月10日
多くの指導者が必要ではなく指導者一人が問題
師範が思うこととして、極真会館が、地域に根差して、市民の皆様に支持を得て、多 く拠点を持ち、末広がりに拡大していくには、多くの指導者は必要ないのです。指導
者が師範と同じ姿勢を持って、気持を込めれば宮城県は、あまりにも小さく見えるの です。 多くの指導者が必要ではないのです。指導者一人の問題です。これからの運営で、
両手で道場生をどのくらい抱けるかです。せっかく新しい人が来ても、熱心に教育す る心がなければ、手のひらから砂がこぼれ落ちるように、去ってしまいます。
私たち指導者が一日の稽古を情熱で指導すれば、それが連動していい結果が生まれ るのです。それは、どれほど大変かわかりますが、情熱をもって稽古をやるという思
想を持たなければならないし、そのような稽古で訓練しなければならないのです。そ うすれば、道場生と父母が、喜ぶのです。体が大変で、動かなくなるくらい疲れるの
はよくわかるのですが情熱をもった指導によって喜びと充実感が身体全体で感じ取れ るのです。 私たちがこのようにしたら、世間から信頼されるのであって、多くの指導者を必要
としないのです。指導者一人が問題なのです。そうしたら、宮城県全体にわたって幾 何学級数的に広がっていくことは間違いないのです。