本部長通信24 2007年4月18日
極真の伝統とともに歩もう
私が検討しなければならないことは、今平坦な、平凡な道を歩んでいないかであります。生活においても、誰もが想像することができない何かを残しながら、進めていかなければ、つまらないのです。それは、新しい立場で、自分自身を刺激し、見直し、また、批判することができないのです。
今、自分が集中しなければならないことは、極真精神をどのように世に広げていくかであります。その目的のためにあらゆる努力を積み重ねることであろうと思うのです。今、自分は、たとえ、一人残されたとしても、推し進めていかなければならないし、この目的のためにがんばりたいという決意が必要なのです。
かつての道場生の輩から、極真精神と技術を自己中心に指導をされて、犠牲になっている人たちもいます。私が教えを受けたレベルは、大山総裁の意思と一致する道を歩まなければならないということです。私たちにとって、この道が一番正しいに違いないと思うのです。切れた凧に指導されてはどうしようもないのです。
私は、極真精神を中心として、世の中に対する新しい主体性を持たなければならないし、新しい極真の方向性を提示しなければと思うのです。それゆえ、自分の中で、偽者を徹底的に撃破する実力をいかに保つかであります。偽装戦術を使って進攻するような活動体系を整えている輩に決して屈しないことが私たちの問題であります。