本部長通信20 2006年11月25日

福岡大会

 手塚グループは、福岡での大会を実行した。主催者は、元林師範の弟子である河崎勉師範である。河崎師範は流水会として空手の組織を維持し、今回で福岡大会も5回を迎えている。大会参加者も120名を超えて、盛大に宇美町武道館で行われた。少年部から一般部まで、白熱した試合内容であった。一般部の試合ではかなりエキサイトした試合の連続になった。協力団体は、元林師範の弟子たちで、極真会館分裂以降、自分たちで、空手団体を立ち上げた指導者ばかりである。
 福岡は、かつて、私が10代のころ1ヵ月福岡には居住したことがある。そのときの街の様子とは問題にならないくらい巨大都市として発展していた。今回の福岡大会を観て福岡の極真空手は大きく発展するであろうとの予測を立てられた。その理由として、古参格の支部長を始めかなりのスタッフの充実である。大会運営も、スタッフの底力で見事な大会となった。
 ところで、福岡大会で一番目立ったところは、河崎勉師範の謙虚で素直なところである。相談役としての立場から大会運営面での気がついたところを指摘した。その一つ一つを受け止めると同時に、すぐさま実行に移すのである。さらに、師範とスタッフの固い絆の一体化である。このような組織は大きく発展するであろうとの見通しがつく。手塚グループとしての第一歩を業績として積み上げたのである。
 今回感じた、福岡大会の熱気は、将来を担うであろう手塚グループのけん引役としても十分な使命と責任果たしたといえよう。それも、河崎勉師範を始め、スタッフの面々はかなりの極真空手のキャリアを持っていて、一人一人がしっかりとした伝統に裏付けられたレベルを持っている。この組織の中核に手塚グループの基本精神である家族的つながりが繁殖していくとするならばよりよきグループづくりを推し進めていけるであろう。昔からの上下関係の悪い伝統は払しょくjさせ、よりコミュニケーションのできる親密な対話ができる組織に昇華できればと思う。