2021年1月3日(八段語録3756)
今年は出陣の年


 もうすでに、手塚会長から私にリーダーシップが移されて四年になりました。ブログは生きた目撃者の記述という事になります。会長と歩み出したのは、1996年で四十三歳の時でありました。「義道」ギドウの名で出るようになったという事です。江戸時代まで伊達藩士であり、極真の道で会長に付き従った者です。日本と世界を回り、現場の指揮を取ったのでした。会長から様々な訓練を受けてきたことは言うまでもありません。会長と共に世界を股にかけたのです。その間、会長に従った指導者達は離れていき、最後まで従った私が残ったのでした。そして、後継者になったのは六十三歳の時でした。会長は七十六歳の生涯を終えたのでした。そこで、第一に極真の版図形成、第二に極真の拠点作り、第三に極真の組織化、第四にまとめを行って出陣の年にしたいと思うのです。
 第一に極真の版図の形成ですが、会長から指揮官として副会長に任命されたのです。会長は生まれつきの指導者でしたが、私は平凡な人でした。戦略的才能はなく、会長を支えるという才能だけでした。いついかなる時でも会長と共にありました。そして言葉を守ったのです。そして、今でも会長と共にいるのです。それ故に会長の命令を守り行っているのです。それだけに、私にグループは、従うようになっているのです。また、手塚夫人が会長の意志を汲んで先頭を切ってくれているのです。的確にサポートして下さっているのです。このグループの先頭に立っているのは、会長の理念なのです。それだけに、世界の責任者は会長との契約を守っているのです。
 第二に極真の拠点作りです。今の私の心境は、会長が抜き身の剣をもって立っているのです。この戦いの先頭に会長がいるという自覚があるのです。まず、中央部の東京から世界にユーチューブで情報を発信しているのです。多くの城壁が破れて、このグループに集ってくると確信しているのです。その取りまとめがアメリカの伊藤国際部長なのです。今は北半球を手中に収め、南半球に手を伸ばしているのです。何かが起こるという予兆のような気がします。
 第三に極真手塚グループの組織化です。先頭を切って世界に影響を与えるのは東京本部という事です。情報発信の基地という事になります。その情報を各支部から上げてもらうという事になります。そして、志がある道場と共に組織的なグループとして成長できるように願うのです。各支部が地域の信頼を得て、同志を募っていくとするならば、そんなに難しい事ではないのです。
 第四にまとめという事で記述します。手塚会長は極真の理想を打ち出した憲法のような存在です。このグループは生きて会長が導いていると確信しているのです。最後まで信じる者は成就するという事でしょう。私のようなごく普通の人間でもこのグループの会長が務められているのです。用いやすい器であれば会長の任は果たせるという事です。それだけに将来の後継者については、このグループの為に貢献した人が会長になるのです。忠実な人こそ会長の器なのです。もうすでに大家族としての理念は確立されています。それを現実に闘って勝ち取るだけの話です。今年は、このような意味で出陣の年なのです。