2020年11月7日(八段語録3723)
道場生との関係


 最近、道場生の稽古を見学しているのです。子供から青少年、そして一般社会人と成長の様子を脳裏に焼き付けているのです。このグループで共に成長することが出来るのが、実に感謝なのです。それも、手塚会長を通じてという事です。実にこの団体は、この人によって建てられているのです。私の感謝も、手塚会長を通じてという事なのです。このグループは、会長と共に全国と世界を巡回して設立したのでした。このようなグループが存在しているという事は、驚きであり、感謝なのです。感謝の理由は、このグループは評判がいいのです。感謝を第一とする人生は、道場生と「心の絆」を結ぶ為の唯一の対応なのです。
 道場にいる時は、道場生一人ひとりに常に思いを馳せているのです。道場生の事を思わない時がないのです。道場生に愛情を注ぐことに関しては、極真精神を証人として行うのです。
それは、指導者という立場ではなく、心から仕える姿勢になるのです。その原点に立ちながら、稽古の都度、言葉を説教として発するのです。そして、道場生は、素晴らしく育っているのですが、まだ欠けているところがあるので、稽古中にアドバイスもするのです。そうして、道場生の願いを何とかして上げたいという気持ちで、接するのです。それは、何十年と長い期間をかけた指導という事になるのです。
 ところで、私の使命は、数えきれないほどあるのです。道場生を強くしたいのであり、立ち上げて確立させてあげたいのです。そのために、道場の土台となるのです。半世紀にわたって、極真を歩んでみて、私は、強められたのであり、この極真精神は世々にわたって、素晴らしい人生の計画を行う事が出来るのです。つまり、実行力を持った計画を立案できるのです。それだけに、謙虚な自分自身にならなければならないのです。この極真の体験が素晴らしい精神が磨かれるのです。そして、道場生はお互い学び合い、励まし合う事が大事なのです。指導者は支配ではなく、相互に仕え合う事こそ、このグループの特徴なのです。
 手塚会長は、私に特別な指示を出してくれたと思っているのです。それを教えることによって、道場生が不足している点を満たそうとするのです。それは、極真精神の共同相続者となって、共に一つのグループにつながり、共に約束に預かるものとなろうとするのです。特に、指導者同士の壁を取り除かなければならないのです。多くの恩恵が私達に下るという自覚をすべきなのです。道場に入門したという事は、極真精神との関係において、新しい位置関係に置かれたのです。世俗にまみれてしまうと、その位置的立場から脱落してしまうのです。それだけに、正しい道を歩めるように稽古に励むという事が願われるという事になるのです。