極真会館手塚グループ 「教育方針」
【家族愛】 家族の愛情を大切にし、思いやりにあふれる道場生育成 |
【対話】 夢や希望の実現に向かって、絶えず対話を欠かさない道場生育成 |
【自然を大切にする】 節度と規律ある生活を送り、自然を愛する道場生育成 |
【教育目標】 家族愛に満ちた豊かな人間性を培い、確かな空手の技術を身につけ、家庭的・主体的に生きる力を備えた道場生の育成 |
【目指す指導者像】 ・責任感と情熱にあふれた指導者 ・道場生と共に学ぶ指導者 ・道場生と保護者に信頼される指導者 |
【道場教育の方針と重点目標】 手塚グループの基本方針の「家族」「対話」「自然」に基づき、教育目標の実現を目指して、次の事項を本年度の重点目標として道場教育を行う。 (1) 確かな空手の技術力の育成を目指した昇級指導の推進 (2) 家族愛に満ちた豊かな心の育成を目指した道場生指導の推進 (3) 大会での入賞を目指した選手育成指導の推進 (4) 道場生が明るく、生き生きと稽古ができることを目指した、安全で潤いのある道場環境づくりの推進 (5) 地域に根ざした極真を目指し開かれた道場づくりの推進 (6) 道場生、保護者等に信頼されることを目指した指導者の力量の向上 |
【稽古指導編成の基本方針と努力事項及び具体的内容】 道場教育の方針と本年度の重点目標を受けて、次の事項を本年度の努力事項及び具体的内容として、昇級ラインを編成して稽古指導を行う。 (1) 確かな空手の技術力の育成を目指した昇級指導の推進 @ 黒帯を見通した年間指導計画の見直し ア 基本、移動、型、組手等総合的な稽古の時間の相互の関連と各級の連携を図ったそれぞれの年間指導計画の改善(基本、移動、型、組手の共同理解、共同作業) イ 道場生の特色、実態を考慮した年間指導計画の改善 ウ シラバス(稽古案内)の作成と、公表(個人的にしっかりと保護者に伝える) A 基礎的・基本的な空手技術の定着を目指すとともに自ら学び自ら考える力を伸ばし、個性を生かす稽古の創造 ア 審査にむけて、指導の実施 イ 審査にむけて園児からのクラスの開設 ウ 審査を目指した空手指導の研究 エ 稽古状況等の結果の分析と審査合格へ、向上策の作成 オ 稽古研究の継続(昇級へ稽古の関心・意欲・態度を高めるための指導、 基礎・基本を身につけさせるための指導、稽古の在り方等の研究) a 稽古意欲や学び方、稽古習慣の習得を目指した取り組みの導入 b ねらいの明確化・焦点化を図った稽古指導 c 道場生の(気づき・発見・疑問等)を生かした稽古指導 d 道場生の実態に応じたテキストやビデオ開発 e 「基本・移動・型・組手」(思考力や表現力)を育てる稽古指導 f 基礎・基本を重視した稽古指導 g 実践指導、規律の重視 B 総合的な稽古の時間の充実 ア 黒帯を見通し、道場生の実態等を踏まえた稽古内容の吟味と年間指導計画の作成 イ 稽古上達の発表の場の保障(審査・大会・合宿・演武会) C 「自分づくり稽古」の計画的な推進 ア 黒帯を見通し、実態等を踏まえた稽古内容の吟味と年間指導計画の作成 (審査会、合宿、大会、演武会、光のページェントの募金との関連を図る) イ 年二回にわたる合宿の実施に向けての研究 D 稽古時間の確保に向けた取組 ア 稽古時間の工夫 イ 「指導実践記録」の蓄積 E 選手クラス教育の充実 ア 個別の指導計画による指導 イ 各教室交流教育による指導 ウ 稽古研究の実施 エ 実践研究の推進践 F 道場解放の継続 ア 道場での個人練習充実 イ 保護者との協力の充実 (2) 家族愛に満ちた豊かな心の育成を目指した道場生指導の推進 @ 道場生指導体制の確立と充実 ア 道場生指導計画・関係諸規定の見直しと改善 イ 道場生の家庭ごとの連携体制の確立と充実 ウ 基本的な家庭習慣の指導の充実 エ 欠席の道場生への電話連絡指導 オ いじめ・暴力行為等問題行動の未然防止、早期発見・早期対応 カ 緊急時の対応マニュアルの作成(安全確保対策) キ 家庭を大切にした人間関係づくりのための工夫改善 A 教育相談の充実 ア 担当指導員と保護者との連携の強化 イ 定期教育相談家庭訪問(三者面談)の充実 B 豊かな心を育む道徳教育の充実 ア 道場教育全体、指導計画の見直し イ 道場生の実態把握を基にした指導内容の重点化と武道精神教育の確保 ウ 稽古の時間の指導方法の創意工夫 (3) 大会での入賞を目指した選手育成指導の推進 @ 選手会活動等の活発化 (信頼関係の構築、自己創造、自己決定の場の保障) A 大会を目指した道場行事の充実 ア 大会参加の充実 イ 各学年の相互の関連を踏まえた計画の立案 B 選手会活動の充実 ア 心身の育成を目指したクラスの充実 イ よりよい人間関係を育む選手会活動の推進 (4) 道場生が明るく、生き生きと稽古できることを目指した安全で潤いのある道場環境づくりの推進 @ 稽古で生かされる環境づくり ア 言語環境の見直し、整備(指導者の話し言葉の見直し、掲示教育の充実等) イ 道場運営の充実、清掃活動の充実 A 道場生の安全確保対策の充実 ア 稽古の安全指導の充実 イ 施設設備、武道具の整備と安全点検 ウ 保護者等との連携と安全確保(緊急一斉配信メールの充実) B 道場パソコンの整備に伴う「各種業務の情報化・効率化」の推進 ア 情報セキュリティーの徹底 イ 業務の効率化の研究(共有文書・保存文書等の管理) C 職場安全衛生の充実 ア 快適な職場環境の整備 イ メンタルヘルス対策の構築 (5) 地域に根ざした極真活動を目指した開かれた道場づくりの推進 @ 道場運営のための連携の推進 A 道場生のよりよい家庭生活、友人コミュニケーションの為の連携 ア 保護者への協力・参加 イ 青少年交流振興協会との関係、諸団体との連携 ウ 稽古見学、家庭訪問等の工夫改善 エ 道場だより等の発行、道場行事の参加等による武道活動の啓発 オ 担当指導員による「審査会通信」の発行 カ 道場のwebページの充実 B よりよい道場づくりのための道場評価の実施と公表 ア 道場内の自己評価、外部評価の工夫改善と評価結果の公表 イ 各大会の参加と入賞の公表 ウ 道場サポーターズの充実 C 武道教育としての使命による連携 ア 施設確保の推進 イ 仙台市関係行事等への支援(光のページェント、榴ヶ岡市民まつり、天満宮お祭り、老人ホーム訪問) (6) 道場生・保護者等に信頼されることを目指した指導員の力量の向上 @ 指導員研修の充実 ア 共同研究による稽古の研究の推進 イ 個々の力量の向上を図るための研修の推進 A 指導員としてのモラルの高揚 ア 指導員の的確な業務の遂行及び協力体制の確立 イ 社会人としてのマナー、服務規律の確立 B 指導員評価制度の活用 ア 力量向上を目指した年間計画の設定や自己評価の実施 イ 相互の信頼関係に基づく指導員評価の実施 |